過去がバラバラに見えるのは、まだ「話していない」だけ
がんばってきたはずなのに、今の働き方にしっくりこない… いろいろ経験してきたのに、何につながっているのか分からない… 過去を振り返っても、ただの出来事の羅列に見える… その「バラバラ感」、能力のせいでも、経験不足のせいでもありません。 まだ

がんばってきたはずなのに、今の働き方にしっくりこない…
いろいろ経験してきたのに、何につながっているのか分からない…
過去を振り返っても、ただの出来事の羅列に見える…
その「バラバラ感」、能力のせいでも、経験不足のせいでもありません。
まだ、誰かに話して整理していないだけ。
昨日インタビューを受けて、それを実感しました。
この記事では、その体験から見つけた「自分の歩みを資産に変える3つの問い」を紹介します。読み終えたら、ノート1枚で試せる内容です。
なぜ、ひとりで振り返っても線にならないのか
自分の過去は、自分が一番よく知っていると思っていました。普段から発信しているので、なおさらです。
でも、ひとりで振り返るときの自分は、答えを「探す」より先に「知っているつもり」で素通りしてしまいます。
問いを立てるのも、答えるのも、同じ自分だからです。
ここに、誰かの質問が入ると景色が変わります。
聞かれると、ごまかせません。言葉にしようとして、はじめて「あれ、なんでだっけ」と立ち止まる。その立ち止まりが、バラバラの出来事を線に変えてくれます。
つまり、棚卸しに必要なのは、
特別な才能ではなく、答えざるを得ない「問い」です。
自分の歩みを資産に変える3つの問い
ぼくがインタビューで言葉に詰まり、そして整理できた質問を、そのまま使える形にしました。
順番に自分へ問いかけてみてください。
問い1:なぜ、それを始めたんだっけ?
「会社員からフリーランスになった一番大きな理由は?」
と聞かれ、言葉に詰まりました。理由が、ひとつではなかったからです。
- 人間関係の疲れ
- 好きでなくなった仕事
- 適応障害での休職
- コミュニティとの出会い
ひとつずつ口に出すと、バラバラな出来事が線でつながっていきました。
この問いのコツは、理由を1つに絞らないこと。出てくるだけ全部書き出すと、自然と当時の流れが見えてきます。
問い2:あのとき、何が支えになっていたか?
次は、その決断を支えたものを探します。
ぼくの場合、会社を辞めるとき孤独ではなかったことが大きかった。
辞めたい気持ちは5年以上抱えていて、お金や子どものことで踏み出せずにいました。それでも動けたのは、気軽に相談できる仲間がいる場所に先に飛び込んでいたから。
当時はただ居心地がよくて参加していただけ。でも振り返ると、それが今の働き方の土台でした。
「当たり前すぎて見えていなかった支え」は、大事な資産です。
問い3:結局、自分は何を大事にしているか?
最後は、過去から「今の価値観」を引き出す問いです。
「フリーランスになってよかったことは?」
と聞かれ、ぼくは「時間を自分でデザインできること」と答えました。
会いたい人に、会いたいときに会いに行ける。
収入でも肩書きでもなく、そこに価値を感じていたんだと、聞かれてはじめて言葉になりました。
過去の出来事を並べると、自分が何を選び続けてきたかが見えてきます。それが、これからの判断軸になります。
「話す相手」がいなくても棚卸しはできる
理想は、誰かに聞いてもらうことですが、いつも聞き役がいるとは限りません。
そんなときは、自分で自分にインタビューするつもりで、さっきの3つの問いをノートに書き出してみてください。
声に出して答えるだけでも効果があります。仲間との雑談のなかで、さらっと自分のことを話してみるのもおすすめ。
大事なのは、頭の中にしまっておかないこと。出力した瞬間に、過去は「ただの思い出」から「使える資産」に変わります。
ぼく自身、「点と点が、うまいことつながった気がする」と感じました。
ひとりで考えていたら、出てこなかった言葉です。
聞かれたから、思い出せた。答えようとしたから、整理できた。
あなたの過去も、きっとまだ眠っているだけです。3つの問いで、ぜひ棚卸ししてみてください。
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