売れる強みは、すごい経験じゃなかった
「強みを棚卸しと言われても、書き出せるのは地味な会社の仕事ばっかり」 「これがお金になる気がしないし、そもそも何売ればいいのか分からない」 「すごい実績がある人と比べたら、自分の経験なんて価値がない気がする」 痛いほどわかります。 ぼくも、

「強みを棚卸しと言われても、書き出せるのは地味な会社の仕事ばっかり」
「これがお金になる気がしないし、そもそも何売ればいいのか分からない」
「すごい実績がある人と比べたら、自分の経験なんて価値がない気がする」
痛いほどわかります。
ぼくも、まったく同じところで止まっていたからです。
こんにちは、のりです。
会社員から在宅の仕事に移ろうとしたとき、まず言われるのが「強みの棚卸し」でした。
で、やってみたんですよ。ノートに、これまでの仕事を書き出してみる。でも、並べたところで、手が止まりました。「これ、誰が買うんだ?」って。
今日は、棚卸しの「その先」の話を書きます。
書き出したあと、地味な経験に『売り物の名前』をつけて、最初の仕事につなげるまでの話です。
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棚卸しして並べても、仕事にならなかった理由
先に結論から言いますね。
書き出した経験が仕事にならないのは、それが『売り物の名前』を持っていないからなんです。
ぼくは長いこと、強みっていうのは「すごい経験」のことだと思っていました。表彰されたとか、大きなプロジェクトを回したとか。
でも、それはちがったんですよね。
- すごい経験があるかどうか
- 相手が何をしなくてよくなるか
この2つは、まったくの別物で、売り物になるのは後者でした。
強みは、能力の高さで決まるんじゃなくて、それがあると相手が何をしなくて済むかで決まるんです。
ここが、ぼくがずっと勘違いしていたところでした。
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地味な経験しか出てこなくて、正直へこんだ
SE時代の10年を棚卸ししても、書き出せたのは地味な作業ばっかりでした。
派手な武勇伝なんて、ひとつもないんですよ。コツコツ手を動かして、誰かの困りごとを地味に片づける。
そういう時間の積み重ねでした。それを紙に並べて、すごい人のプロフィールと見比べて、正直へこみました。
「ぼくの経験なんて、売り物にならないな」って。
でも、実際にオンライン秘書として働きはじめてから、視点がひっくり返ったんです。
相手が欲しがっていたのは、ぼくの能力の高さじゃありませんでした。
「これを、自分でやらなくていい」
その状態のほうだったんですよ。
- 細かい作業を代わりに引き受けてくれる人
- 地味だけど、任せたら抜け漏れなく片づく人
そっちのほうが、はるかに求められていました。
あの地味な経験は、価値がなかったんじゃなくて、名前がついていなかっただけだったんです。
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地味な経験に、売り物の名前をつける3つの視点
じゃあ、どうやって名前をつけるのか。ぼくがやってみて腑に落ちた順番で、3つに整理してみますね。
ポイント1:能力じゃなく「相手の手間」で見る
まず、書き出した経験を「自分が何をできるか」で見るのをやめます。
見るのは、相手の側。
「これがあると、相手はどの手間から解放されるか」
この角度で見直すと、地味な作業ほど価値が見えてきます。面倒で、細かくて、みんなが後回しにすること。
そこにこそ「代わってほしい」が眠っているんです。
ポイント2:困っている人と場面を、具体で結ぶ
次に、「誰が」「どの場面で」困っているかを、具体的に思い浮かべます。
ぼんやり「事務が得意」だと、売り物になりません。
でも、「ひとりで発信している人が、問い合わせ対応に追われて発信が止まっている場面」まで絞ると、急に輪郭が出てきます。
地味な経験は、困っている人と場面を具体で結んだ瞬間に、売り物に変わるんですよね。
ポイント3:一文で言い換えてみる
最後に、それをひとつの文にします。
「◯◯な人が、△△の場面で困っていて、ぼくがいると□□をせずに済む」
この形に落とし込む。
そうすると、それがそのまま『売り物の名前』になります。
強みは、探すものじゃないんです。名前をつけるものなんですよ。
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名前がつくと、応募も提案も言葉にできる
この一文を持っているかどうかで、応募や提案がまるで変わります。
名前がないと、「何かお役に立てます」みたいな、ふわっとした言葉しか出てきません。
でも、名前があると「あなたが△△をせずに済むように、ぼくがここを引き受けます」と言えるんです。
相手からしたら、後者のほうが圧倒的に分かりやすいですよね。最初の1万円って、すごい実績から生まれるんじゃないんです。
「これを頼めば、あの手間がなくなる」
そう相手に伝わった瞬間に、生まれるんですよ。
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さいごに
今日の話を、ぎゅっとまとめますね。
- 棚卸しして並べても、売り物の名前がなければ仕事にならない
- 強みは能力の高さじゃなく、相手が何をしなくて済むかで決まる
- 地味な経験ほど、困っている人と場面を具体で結ぶと売り物になる
書き出したリストの中から、ひとつだけ選んでみてください。そして、こう言い換えてみてほしいんです。
「誰が、どの場面で困っていて、ぼく(わたし)がいると相手は何をせずに済むか」
これを一文にするだけ。
それだけで、地味な経験が売り物に見えてくるはずです。
あなたのリストの中に、まだ名前のついていない売り物、眠っていませんか?
焦らなくて大丈夫です。
一緒に、ひとつずつ名前をつけていきましょう!
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