
こんにちは、のりです。
今日は、AIの話を書きます。在宅で仕事を受けるとき、何が自分の武器として残るのか、という話です。
Claudeを開発しているAnthropic(アンソロピック)が、公式の学習サイト「Claude Academy」を無料で公開しました。
コース、チュートリアル、実務のユースケース。合わせて300件近い教材が並んでいます。
全部、無料です。教材を作って売っている側からすると、このお知らせを見たときは、ヒヤッとしました。
中身は、AIを使う「4つの力」の話でした
でも、中身を見て印象が変わったんです。「こう書けばうまく動きます」みたいなプロンプト集が中心じゃないんですよね。
AIを使う力を、4つに分けて説明していました。
- 任せる(何を任せるか決める)
- 伝える(やってほしいことを言葉にする)
- 疑う(出てきた答えを確かめる)
- 責任を持つ(送るかどうかは自分が決める)
いわゆるプロンプト力は、2つめの「伝える」だけ。作っている会社自体がそう言っているのが、おもしろいですよね。
教材で配れるのは、4つのうち1つだけ
読みながら思ったのは、残りの3つは配れないな、ということ。
「伝える」は、たしかに教材で学べます。ぼくも、文体や禁止事項をルールのファイルにして、AIに渡しています。
でも「任せる」は、自分の仕事を一度バラした人にしか決められません。
ぼくは毎朝、メルマガをはじめ、各種発信プラットフォームの下書きを全部AIに作らせています。
そこまで任せると決めるのに、自分の作業を一度全部バラしました。どこまでが自分の判断で、どこからが手を動かすだけの作業なのか。そこを分けないと、任せる範囲が決まらなかったんです。
「疑う」は、AIの間違いを何回踏んだかで精度が変わります。「責任を持つ」に至っては、実際に自分で動かしている人にしか発生しません。
つまり、無料で手に入るのは「伝える」の部分まで。残りは、やった人の中にしか貯まらないんですよね。
メルマガを1本ボツにしました
隠すことでもないので書きますね。ぼくが毎日出しているメルマガも、下書きはAIに書いてもらっています。
そして、この話を書いた日、1本ボツにしました。前の日と似た話になりそうで、これは送れないなと思ったからです。
書き直しの指示を出して、そこから書き直しました。
たぶん、この判断自体が「疑う」と「責任を持つ」のところなんですよね。AIは、送っていいかどうかまでは決めてくれません。
「無料講座150個」は、少し違います
ちなみに「無料の講座が150個」と広まっていますが、少し違います。多くは10〜15分で試せる実践例のほうです。
でも、だからこそ使いやすいと思っています。自分の仕事に近い事例をひとつ選んで、試してみる。それくらいの重さなんです。
Claude Academyは、ここから見られます。
Claude Academy · Learn to work and build with Claude
※教材は増え続けているので、件数は見るタイミングで変わります。あと、コースによっては演習にClaudeの有料プランが必要です。
残りの3つは、会社員がすでにやっていること
ここが、今日いちばん書きたかったところです。
- 任せる
- 疑う
- 責任を持つ
この3つ、会社で毎日やっていませんか?
誰にどこまで頼むかを決める。上がってきたものを確認する。最後は自分の名前で出す。
段取りや確認、報告。呼び方が違うだけで、中身は同じなんですよね。
会社で段取りを組んで、確認して、報告してきた人は、4つのうち3つをもう持っています。足りないのは、教材でいちばん学びやすい「伝える」だけ。
「AIに詳しくないから、在宅の仕事は無理」ということには、なりません。
オンライン秘書の仕事も、同じ。頼まれたことをそのまま返す人より、「ここは確認が必要そうです」と一言添えられる人のほうが、次も頼まれます。
AIを使ったかどうかは、相手からは見えません。見えるのは、確認したかどうかだけです。
AIは、情報を集めるためだけの道具じゃない
ぼくは、みんなClaudeを使ったほうがいいと思っています。
使ってほしいのは、任せて、疑って、責任を持つ回数を増やすためです。情報を集めるためだけの道具にしておくのは、もったいないなと。
その回数だけが、あとから自分のナレッジとして残ります。
もし今、AIを勉強せず、動けずにいるなら。全部を見る必要はありません。自分の仕事に近い事例を1つだけ選び、10分試してみましょう。
そして、出てきたものを一度疑ってください。その1回が、無料では手に入らないほうの3つです。
関連記事
新しいClaude Fable 5、何がすごいの?AIに詳しくない人向けに、やさしく解説します
続きは、毎日のメルマガで
道具を自分仕様に直しながら在宅で働く話は、無料のメルマガで毎日お届けしています。
記事にはしていない、途中の試行錯誤もそのまま書いています。よかったら、のぞいてみてください。
記事が流れてしまいがちなので、メールで読みたい方はSubstackに登録してくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


