記事一覧へ

AIの文章を「そのまま出す」と、信頼が削られる?最後の5分で温度を取り戻す方法

AIに文章を書いてもらって、そのまま投稿する。便利で、速くて、整っている。一見、効率はいいです。 でも、その効率化の先で失っているものがあります。 結論から先に言うと、AIの文章を「そのまま出す」と、かえって信頼を削ることになります。 理由

文字サイズ
見出し画像

AIに文章を書いてもらって、そのまま投稿する。便利で、速くて、整っている。一見、効率はいいです。

でも、その効率化の先で失っているものがあります。

結論から先に言うと、AIの文章を「そのまま出す」と、かえって信頼を削ることになります。

理由はシンプルで、整いすぎた文章は読者の心に残らないから。

残らないどころか、「この人、そのまま出してるな」と気づかれて、マイナスになることすらあります。

失っているのは、あなたの温度です。今日は、それをどう取り戻すかという話をします。

AIの文章は、思っているより伝わる

これはぼくの実感ですが、AIが書いた文章は、読む人が読めばけっこう分かります。

  • うまくは書けている
  • 文法も整っている
  • 言いたいこともなんとなく伝わる

でも、読んでいて引っかかりが少ないんです。

迷いや寄り道がない。その人の失敗や、悩んだ跡も見えない。だから、文章として正しくても、読み物としては薄くなりがち。

毎日文章に触れている人なら、早い段階で気づきます。「あ、この文章はそのまま出しているな」と。

念のため書いておくと、AIを使うこと自体が悪いわけではありません。問題は、AIを使ったあとに、自分の手をまったく入れていないことです。

「そのまま」は、読者の記憶に残らない

ぼくも一時期、AIの出力をほぼそのまま使っていたことがあります。

楽だったし、作業時間もグッと減りました。でも、書いていて全然おもしろくなかったんですよね。

自分の言葉ではない感覚が、ずっと残ります。

「本当に自分はそう思っているのか」
「実体験から出てきた言葉なのか」

そこが曖昧なまま、投稿の数だけが増えていく。

これは、読者にも伝わります。読者は、きれいな文章だけを読みたいわけではないからです。

その人の視点や失敗、何に引っかかり、何を選び、何を捨てたのかを知りたいんです。

ここが抜けていると、読まれてもすぐに忘れられます。

「この人をフォローしたい」
「次も読みたい」
「この人から学びたい」

そう思う理由が、生まれないからです。

AIに任せるのは、骨格まで

では、AIを使わないほうがいいのか?

そういう話ではありません。ぼくも毎日ガッツリ使っているし、AIはめちゃくちゃ優秀です。

ここまではAIに任せていい

  • 壁打ちする
  • 構成を作る
  • 論点を整理する
  • 見出し案を出す
  • 言い回しの候補を出す

このあたりは、どんどんAIに任せていいです。むしろ、使ったほうが速くて質も上がります。

最後の仕上げだけは、自分でやる

AIに任せていいのは、骨格や構成まで。魂の部分は、自分で握る。最後に、自分の言葉で直すんです。

  • 実体験を一行足す
  • 実際に失敗した話を入れる
  • 読者に伝えたい言葉をリライトする
  • きれいすぎる言い回しを崩し、普段使わない言葉を削る

このひと手間だけで、文章の温度は変わります。

同じAIを使っていても、手を入れた文章は、その人の文章になります。

まとめ

AIで文章を書くなら、最後の5分を自分のために残しましょう。

全部をAIに任せるのではなく、以下の3つを最後に問い直してみるのが個人的にはおすすめです。

1. 自分の体験は入っている?
2. 自分が本当に使う言葉?
3. 読んだ人の行動を、何かひとつ変えられる?

この3つを見るだけでも、文章はかなり変わります。

AI時代に大事なのは、AIを使わないことではありません。AIを使ったうえで、自分の視点をちゃんと残すこと。そこに、自分らしさが宿ります。

そして、読者がまた読みたいと思う理由になります。

皆さんは、AIで書いた文章に、最後のひと手間を入れていますか?

関連記事

増えているのは、仕事じゃなくて下書きでした

3日坊主だったぼくが、562日毎日発信を続けられている理由

AIで書くほど、発信がつまらなくなる理由【お知らせあり】

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

記事が流れてしまいがちなので、メールで読みたい方はSubstackに登録してくださいね。

のり|コミュニティ時代を生き抜くニュースレター を登録する