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消耗していた会社員時代のぼくに伝えたい『あなたには、もう価値があった』

「自分には何の価値もない」 「何をやってもうまくいかない」 「自分には何のスキルもない」 と感じている方へ。過去のぼくがそうでした。 通勤電車で吐き気がして、頭が痛くなる。自分のスキルのなさに絶望して、同じ職場の新人にも追い抜かれていく。「

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「自分には何の価値もない」
「何をやってもうまくいかない」
「自分には何のスキルもない」

と感じている方へ。過去のぼくがそうでした。

通勤電車で吐き気がして、頭が痛くなる。自分のスキルのなさに絶望して、同じ職場の新人にも追い抜かれていく。「何もうまくいかない感覚」が、毎日、心の奥にありました。

メンタルクリニックに駆け込んで、適応障害と診断されました。

いまでこそ、ぼくは在宅フリーランスとして、複数のコミュニティ運営に関わりながら発信活動をしています。でも、当時のぼくは「自分には何の価値もない」と本気で思っていました。

この記事は、そんな過去の自分への手紙です。

安易な励ましは書きません。「頑張れば抜け出せる」とも言いません。ぼくが気づきたかった一つのことを、書き残しておきます。

もし今、同じような気持ちの中にいる人がいたら、その人にも届けばいいなと思って書きます。


会社員時代のぼくは、自分には何もないと思っていた

最初に、当時のぼくがどんな状態だったかを書きます。

システムエンジニアとして働いていた頃

ぼくは元システムエンジニア(SE)でした。プログラミングは、もともと好きだったはずなんです。

でも、いつからか、ソースコードを見るのがしんどくなりました。画面を開くだけで、心が重くなる感覚。好きだったものが、苦痛に…。

仕事は、いつのまにかライスワーク(食べていくためだけの仕事)になり、向上心もどこかへ消えていました。

「わからない」が、聞けなかった

ぼくは性格的に、わからないことがあっても、なかなか聞けないタイプです。

質問することが、なぜか怖い。「こんなこともわからないのか」と思われそうで、聞けない。聞けないまま時間が過ぎて、もっとわからなくなって、もっと聞きにくくなる。

そして、ある時から、「わからないことすら、わからない」状態になりました。何がわからないかも、わからない。ただ、作業が進まない。スケジュールが遅れていく。

焦燥感だけが、一人で膨らんでいました。

同じ現場にいた新人と自分を比べた

決定的だったのは、同じ現場の別会社にいた新人の存在です。

彼はプログラミングが好きで、ぼくよりスキルがあって、サクサクとコーディングを進めていく。横で見ていて、絶望しました。

「ぼくは、彼にも劣るのか」
「何年もやっているのに、自分は何をしているんだろう」

スキルの無さに絶望して、上司への申し訳なさで頭がいっぱいで、自分への期待が、毎日少しずつ削れていきました。

上長との関係も、しんどかった

職場には、上長との人間関係のしんどさもありました。詳細は書きませんが、毎日職場に行くのが怖かった。

朝起きて、出勤の準備をする。通勤電車に乗る。会社のビルが見える。そのたびに、心がぎゅっと縮こまる感覚がありました。


どん底だったあの頃のぼくに、起きていたこと

ここから書くのは、当時のぼくの身体と心で起きていたことです。いま読み返しても、苦しい記憶ですが、書きますね。

通勤中の身体症状

通勤電車の中で、頻繁に吐き気がしました。頭痛もありました。

「気持ち悪い」「降りたい」と思いながら、無理やり職場に向かう。体が拒否反応を起こしているのに、それを意志で抑え込んで、毎日通っていました。

「何もうまくいかない」という感覚

仕事は進まない。スキルは追いつかない。同僚にも劣る。上長との関係もしんどい。

何もうまくいかない。自分は、何のためにここにいるのか。

そんな問いが、毎日、頭の中をぐるぐる回っていました。

適応障害という診断

ある日、メンタルクリニックで、適応障害と診断されました。

「やっぱりそうか」と思った気持ちと、「自分は、ここまで来てしまったのか」という気持ちが、両方ありました。

診断を受けたことで、自分の状態に名前がついて、少しだけ楽になったのを覚えています。

当時のぼくは、本気でこう思っていた

そして、いちばん書いておきたいのは、当時のぼくの自己評価です。

  • 自分には、何のスキルもない
  • 自分には、何の価値もない
  • 自分は、誰の役にも立たない
  • 自分は、ここにいてもいなくても、同じ

毎日自分を責めて、自分を否定して、自分の存在意義を見失っていました。

自信がないとか、そういうレベルじゃなくて、「自分の価値そのもの」を、見失っていたんです。


価値に気づくきっかけは、Discordの書き込みだった

そんなぼくが、少しずつ自分の価値に気づいていったきっかけがあります。意外なきっかけかもしれませんが、Discordコミュニティでの書き込みでした。

あるDiscordコミュニティに出会った

休職や転機を経て、ぼくはあるDiscordコミュニティに参加しました。

そこは、自分を認めてくれる場所でした。「ここにいていい」と感じられる場所。心理的安全性という言葉を、後で知ったのですが、まさにそういう場でした。

職場では「何もできない自分」だったのに、そのコミュニティでは「いるだけで認めてもらえる」感覚がありました。

もともと、チャットは好きだった

ぼくは、もともとテキストでのコミュニケーションが好きでした。

リアルで話すより、文字で考えながら伝えるほうが、自分らしく言葉が出てくる。でも、職場ではその「好き」を出す場面がなかった。

でも、Discordなら違う。テキストで、自分のペースで、書ける。自分らしくいられる場になりました。

書き込みできるようになっていった

最初は、コミュニティでも遠慮していました。でも、認められる空気の中で、少しずつ書き込めるようになっていった。

メンバーの相談に応じる。質問に答える。誰かの投稿にコメントする。書く量が、少しずつ増えていきました。

「ありがとう」と言われた

何気ない書き込みに、誰かから「ありがとう」と返ってくる。

「のりさんのおかげで、解決しました」
「のりさんのコメント、わかりやすかったです」
「のりさんがいてくれて、助かります」

職場では一度も言われなかった言葉が、Discordでは毎日のように返ってきた。自分が誰かの役に立っているという感覚を、ぼくは久しぶりに、いや、もしかしたら初めて、本気で感じました。


「自分の価値」は、ずっとそこにあった

ここから書くのは、ぼくが気づきたかったことです。過去のぼくに伝えたいのは、これです。

あなたは、もう価値を持っていた

「自分には何の価値もない」と思っていた当時のぼく。でも、本当はそうじゃなかった。価値はあるんです。

ぼくがDiscordでやっていたことを、改めて整理すると、こうなります。

  • テキストコミュニケーションが円滑にできる
  • どんな人とも、テキストならそれなりに対話できる
  • きめ細やかな対応ができる
  • Discordという新しいツールの操作も、習得できる

これらは全部、スキルです。価値です。

でも、当時のぼくは、これを「スキル」だと認識していませんでした。普通・当たり前・誰にでもできることだと思っていました。

「自分にとって当たり前」が、誰かにとっての価値だった

ここが、ぼくが早く気づきたかった本当のこと。

自分にとって当たり前のことが、他の人にとっては当たり前じゃない。
  • 「テキストでの対話」が、苦手な人にとっては難しいこと
  • 「きめ細やかな対応」が、できない人にとっては助かること
  • 「Discord操作」が、知らない人にとっては教えてほしいこと

価値は、自分の外にあるんじゃなく、自分の中にずっとあった。気づかなかっただけ。自分で「当たり前」と決めつけて、価値だと認識できていなかっただけ。

「スキル不足」じゃなく、「自分の価値を言葉にできていなかった」

過去のぼくの問題は、スキル不足ではなかったんです。

スキルを「自分の価値」として認識する力がなかった。自分の価値を、自分で言葉にする力がなかった。

だから、「自分には何もない」と感じていたんです。

いまのぼくは、その価値を生かして生きている

いまのぼくは、何をしているか。

・コミュニティを運営する
縁紡という自分のコミュニティ、複数のコミュニティのマネージャー

・Substackで発信する
Substack初心者に寄り添う発信を続ける

・テキストで人とつながる
コミュニティメンバー、Substack読者と日々の対話

これらは全部、過去のぼくがDiscordで発見した「自分の価値」を、生かした仕事です。

「テキストコミュニケーションが円滑にできる」スキルが、コミュニティ運営の仕事になりました。「きめ細やかな対応ができる」強みが、メンバー一人ひとりとの関係作りの土台に。

「Discord操作ができる」具体的な経験が、コミュニティ運営の専門性になりました。


いまのあなたへ|価値は、見つけるんじゃなく、気づくもの

最後に、いま読んでくれているあなたへ書かせてください。

もしいま「自分には何もない」と感じているなら

過去のぼくと同じ気持ちでいる人が、もしかしたらいるかもしれません。

「自分には価値がない」
「何のスキルもない」
「自分は誰の役にも立たない」

そんな気持ちで、毎日を過ごしているなら、ひとつだけ伝えたいことがあります。価値は見つけるのではなく、気づくものです。

価値は外じゃなく、自分の中にある

「価値あるスキルを身につけよう」
「もっと勉強しよう」
「もっとできるようになろう」

こう考えがちですが、もしかしたら、すでに持っているのに気づいていないだけかもしれません。

自分にとって「当たり前にできてしまうこと」を、ちょっと観察してみてください。

  • 人の話を聞くのが、自然にできる
  • 文章を書くのが、苦じゃない
  • 誰かの困りごとに気づくのが、早い
  • ものを整理整頓するのが、好き
  • 子どもと遊ぶのが、得意
  • 細かい作業に集中できる

これらは全部、立派なスキルです。価値です。あなたにとっては当たり前でも、できない人にとっては憧れだったりします。

安心できる場所で、書き込んでみる

ぼくが価値に気づいたのは、Discordコミュニティで書き込みを増やしていく中でした。

「自分を認めてくれる場所」で、小さくアウトプットを始めること。これが、自分の価値に気づく、いちばん優しいスタート地点だと思います。

それはDiscordじゃなくてもいい。Substackでもいいし、メルマガでもいいし、noteでもいい。信頼できる人との会話でもいい。

大事なのは、外に出すことです。

自分の中に閉じ込めたままだと、価値は見えてきません。誰かに渡して、誰かから反応をもらうことで、少しずつ自分の輪郭が見えてくるんです。

適応障害の話を読んで、自分も近いと感じた人へ

最後に、もう一つだけ書かせてください。

この記事を読んで、「自分も同じような状態かもしれない」と感じた人がいたら、お願いがあります。

専門家に相談しましょう。メンタルクリニック、心療内科、産業医、信頼できる相談機関。

ぼくも、メンタルクリニックに駆け込んで、診断を受けて、そこから少しずつ前を向けるようになりました。一人で抱え込まないでください。

「自分の価値に気づく」のは、心と体に余裕ができてからです。まずは、自分のいまを守ること。それが、何よりも大事です。


まとめ|過去のぼくと、いまのあなたへ

過去の自分への手紙として、書いてきました。

会社員時代のぼくは、自分には何の価値もないと思っていました。スキル不足だと、勘違いしていました。

でも、本当はそうじゃなかった。価値は、ずっとそこにあったんです。ぼくはただ、それを「価値だ」と認識できていなかっただけでした。

気づくきっかけは、Discordという小さな安心できる場所での書き込みでした。誰かから「ありがとう」と返ってきた瞬間に、自分の中にあった価値が、少しずつ見えてきました。

いまのぼくは、その価値を生かして生きています。

コミュニティ運営者として、Substackの発信者として、毎日少しずつ誰かに何かを渡し続けています。過去のぼくが、想像もしていなかった人生を、いま、生きています。

過去のぼくに、こう伝えたい。

「あなたには、もう価値があった。気づいていなかっただけ。大丈夫、ちゃんとそこにある。少しだけ、自分の外に出してみて」

そして、もし、過去のぼくと同じ状態でいまを生きている誰かがいたら、その人にも届けばと思います。

あなたには、すでに価値があります。気づくのに、時間がかかってもいい。焦らなくていい。あなたが「当たり前にできること」の中に、誰かにとっての価値が、必ずあります。

安心できる場所で、小さなアウトプットから始めてみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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