
こんにちは、のりです。
「判断」って、誰しもが毎日ものすごい回数やっているのに、その仕組みを意識している人って、意外と少ないんじゃないかなと思います。
ぼく自身、ある言葉をきっかけに「判断の仕組み」を知ったので、その話をシェアします。
「わかる」の語源は「分ける」
「わかる」って、「分く(分ける)」から来ている言葉なんですよね。
分かる=分けられる。
つまり、何かを「わかった」というのは、頭の中で情報を「こっち」と「あっち」に仕分けできた状態のことなんです。
逆に言えば、「わからない」というのは「分けられない」状態。
「この人の話、なんかモヤモヤする」と感じるとき、それは内容が間違っているんじゃなくて、自分の中で仕分けができていないだけ。
判断=刀で断つこと
もうひとつ面白いのが「判断」の漢字。「断」には「刀で半分に断ち切る」という意味があります。
判断とは、「こうである」と「こうでない」を刀で切り分けること。
ぼくらは毎日、何百回もこの「切り分け作業」を繰り返しています。
・この仕事を受けるか、断るか
・この人を信頼するか、距離を置くか
・この情報は自分に必要か、不要か
日常のすべてが「分ける」作業。こう考えると、判断って思った以上にシンプルな行為だなと感じました。
判断は「価値基準×入力情報」の関数
じゃあ何を基準に分けているのかというと、これがけっこうシンプルな式で表せるんです。
判断 = 価値基準 × 入力情報
同じ情報を受け取っても、価値基準が違えば判断は変わる。
ぼくらは受け取った情報を、自分の価値基準でタグ付けして、記憶の棚にしまっています。「これは役に立つ」「これは関係ない」「これは危ない」みたいに。
だから同じセミナーを受けても、「すごく良かった」という人と「微妙だった」という人がいる。
入力情報は同じでも、仕分けの基準が違うから。
「わかりにくい」の正体
「あの人の話、わかりにくいな」と感じるとき、原因は2つあります。
1. 分けられない(解釈不能)
情報が曖昧すぎたり、抽象的すぎて、聞いている側が「どの棚にしまえばいいかわからない」状態。
2. 分け間違えやすい
こちらの意図とは違う棚にしまわれてしまう。つまり誤解が生まれやすい表現。
「伝わらない」のは言い方が悪いんじゃなくて、相手が「分けやすい形」で渡していないだけかもしれない。
伝えたいなら、相手の「仕分けの基準」を知る
ぼくがコミュニティで「これ便利ですよ!」と紹介して反応イマイチだったことがあります。笑
あのとき、ぼくは「機能の良さ」というタグで情報を出していた。でもメンバーは「自分の困りごとが解決するか」という基準で仕分けしていた。
だから「便利な機能」は「自分には関係ない」の棚にしまわれてしまった。
こちらが伝えたい価値を受け取ってもらうには、相手の価値基準を知ること。マーケティングでいう「リサーチ」や「傾聴」って、結局これなんですよね。
相手がどういう基準で仕分けしているかがわかれば、同じ情報でも渡し方を変えるだけで届くようになります。
誤解パターンを知っておくと予防になる
もうひとつ実践的なコツとして、「よくある誤解パターン」を集めておくのもおすすめです。
「この言い方をすると、こう受け取られやすい」というパターンをストックしておくと、伝える前に予防ができる。
ぼくもメルマガやコミュニティの発信で、「こう書くと伝わりにくいな」と感じたものは、メモするようにしています。
今日から試せること
・誰かに何かを伝えるとき「相手はどう仕分けするか」を想像する
・「言い方」でなく「相手の仕分け基準」を考えてみる
・誤解されやすい表現をメモしてストックしていく
判断の仕組みを知ると、自分の意思決定も、相手への伝え方も変わります。今日の会話から、ひとつでも試してみてください。
このnoteが少しでもお役に立てたら、スキやシェアをしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※この記事は、以下の音声配信の文字起こし内容をもとにしています。
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