記事一覧へ

オンライン秘書の資料作成、AIで白紙の時間を消す3手順

文字サイズ
見出し画像
「資料作成って、時間がかかるしデザインセンスもない」
「こんなの、在宅で受けられる仕事なのかな」

こう思って、資料作成の案件を見送っていませんか?

こんにちは、のりです。

今日は、オンライン秘書がクライアントの提案資料や報告スライドを、AIで「下ごしらえ」する実務手順の話を書きます。

先に大事なことをひとつ。

AIに資料を丸投げして一発完成、なんてことはありません。

ぼくも実務でクライアントの資料を任されることがありますが、AIに全部作らせてはいないんです。

やっているのは、たったひとつ。

「白紙の時間」を消すこと。

ここが今日いちばん伝えたいところです。

---

資料作成の本当の時間泥棒は「デザイン」じゃない

資料作成が苦手な人って、たいてい「デザインができないから」と思っています。

ぼくもそう思っていました。

でも、実際に手が止まる場所って、デザインじゃないんですよね。

白紙のスライドを前にして、

「何から書けばいいんだ」
「どういう順番で並べればいいんだ」

ここで固まる。

この「構成を決める最初の時間」こそが、いちばんの時間泥棒なんです。

資料作成でしんどいのは、飾りつけじゃなくて、白紙の時間なんですよ。

そして、この白紙の時間こそ、AIがいちばん得意な部分なんです。

逆に言うと、デザインの飾りつけは、テンプレートを使えばなんとかなります。センスの問題じゃないんですよね。

---

AIに資料を「丸投げ」してはいけない理由

AIに「提案資料を作って」とお願いすると、それっぽいものは出てきます。

でも、そのまま出すと事故ります。

理由はシンプルで、AIはクライアントの事情を知らないからです。

  • 誰に向けた資料なのか
  • どんな数字を持っているのか
  • 現場で何が起きているのか

このあたりを、AIは知りません。

だから、それっぽいけど中身が空っぽの資料ができあがる。

ぼくは元ウェブライターなんですが、そのころからずっと同じ考え方でやってきました。

骨組みは借りていい。でも、言葉は自分で入れる。

これを資料版に展開したのが、これから話す3ステップです。

---

AIで資料を下ごしらえする3ステップ

ステップ1:目的とゴールを伝えて、構成案を3パターン出す

いきなり中身を作らせないのがコツです。

まずは構成案だけ。

AIにこう伝えます。

  • 誰に見せる資料か(例:取引先の決裁者向け)
  • 何を達成したいか(例:新サービスの導入を検討してもらう)
  • 何分・何枚くらいか

そのうえで、「構成案を3パターン出して」とお願いします。

1パターンだと、それが正解に見えてしまうんですよね。

3つ並べると、比べられる。

「この流れがいちばんしっくりくるな」が見えてくるんです。

ここまでで、白紙の時間はほぼ消えます。

ステップ2:不要な要素を削って、順番を決める

3パターンから、いいとこ取りをします。

ここは自分の仕事です。

  • 「この項目はいらないな」を削る
  • 「これは前に持ってきたほうが伝わる」を並べ替える

AIが出したものを、そのまま使わない。

削って、順番を整える。

クライアントの事情を知っているのは、AIじゃなくてあなたのほうです。

足すより、削るほうが資料は伝わるようになります。

この「削る・並べ替える」判断こそ、人がやる価値のある部分なんですよね。

ステップ3:1枚ずつの要点をAIに整理させ、言葉と数字は自分で入れる

構成が固まったら、スライド1枚ずつの要点をAIに整理させます。

「この1枚で伝えたいことを、箇条書き3つにして」みたいに。

でも、ここが最後の分かれ道。

具体的な言葉と数字は、AIに入れさせない。自分で入れます。

  • クライアントの実際の数字
  • 現場で使われている言葉
  • 「ここだけは伝えたい」という一文

これはクライアントに確認しながら、自分の手で埋める。

AIが作った骨組みに、本物の中身を流し込むイメージです。

この分担なら、デザインセンスがなくても資料は仕上がります。

---

つまずきやすいポイント

AIで下ごしらえするとき、よくやりがちな失敗を先にお伝えしますね。

1つ目は、最初から完璧な指示を出そうとすること。

最初はざっくりでいいんです。構成案を見てから、少しずつ注文を足していくほうがうまくいきます。

2つ目は、AIの出力をそのまま信じること。

もっともらしい数字や事例を、平気で作ってきます。数字だけは必ず自分で裏取りしてください。

3つ目は、デザインに時間をかけすぎること。

テンプレートに沿って、色は2〜3色まで。凝るより、そろえる。それだけで見やすくなります。

---

資料作成は、会社員時代の延長線にある

ここまで読んで、こう思った人がいるかもしれません。

「なんだ、意外とできそうかも」

そうなんです。

考えてみると、会社員のときに会議資料や報告スライドを作った経験、ありませんか?

あの「誰に、何を、どう伝えるか」を考える力。

それって、まさにオンライン秘書の資料作成で求められる力なんですよ。

あなたが会社で毎日やってきたことは、そのまま在宅の最初の仕事につながります。

ゼロから始めるわけじゃない。

すでに持っているものを、AIで少しラクにするだけなんです。

---

さいごに

資料作成で手が止まる原因は、デザインでも、センスでもありませんでした。

「白紙の時間」です。

そこをAIに任せて、削る判断と、本物の言葉は自分で入れる。

この分担なら、未経験でも資料作成は受けられると、ぼくは思っています。

もし次に資料を頼まれたら、あるいは練習してみたくなったら。

まずAIに構成案を3パターン出させるところから、始めてみてください。

それだけで、白紙の時間は消えます。

あなたが会社で積んできた経験を、在宅の仕事に変えていきましょう!

関連記事

メール返信が半分の時間になる|AIで下書きする秘書の手順

オンライン秘書のリサーチ術|未経験でもAIで受けやすい仕事

文字起こしはAIで9割|オンライン秘書の時短手順

記事が流れてしまいがちなので、メールで読みたい方はSubstackに登録してくださいね。

のり|コミュニティ時代を生き抜くニュースレター を登録する

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。