
※この記事は、以下の音声配信の文字起こし内容をもとにしています。
https://stand.fm/episodes/68c254b1623117e28193ccca
こんにちは。のりです。
あなたは、こんな経験はありませんか?
「あれ?この人、何だか怒ってるのかな...」
「普通に返信したつもりなのに、冷たい人だと思われてしまった」
「全然悪気はなかったのに、誤解されてしまった」
ぼく自身もこういう経験を何度もしてきました。
特に、エンジニア時代は「効率重視」で要件だけを短く伝える癖があって、相手に「冷たい」「そっけない」という印象を与えてしまうことが多々ありました。
また、運営しているコミュニティでも、メンバーさん同士での小さな誤解が発生してしまうケースを何度も見てきました。
そんな経験を通して気づいたことがあります。
「テキストコミュニケーションには、対面とは全く違うコツが必要」ということです。
なぜテキストでは誤解が生まれやすいのか?
その理由は、実はとってもシンプルです。
対面なら、表情、声のトーン、ジェスチャーなど、言葉以外の情報が「55%」も伝わります(メラビアンの法則)。
でもテキストの場合、伝わるのは「言葉」だけ。
つまり、相手は残りの55%を「想像で補う」しかないんです。
だからこそ、テキストコミュニケーションでは「相手の想像を良い方向に導く」ことが重要になってきます。
エンジニア時代の痛い失敗談
ぼくのエンジニア時代の話をします。
当時のぼくは、効率重視するあまり、こんなメッセージを送っていました。
「バグ修正完了。確認お願いします。」
「明日の打ち合わせの資料準備しました。」
「仕様変更の件、本日中には対応できません。」
これらのメッセージ、技術的には何も問題ありません。
でも、会社の人から「冷たいよね」「なんか怖い」ということを言われました。当時のぼくは「事実を正確に伝えているのに、何が悪いんだ?」と思っていたんですよね。
でも振り返ると、相手の気持ちを全く考えていなかったんです。
受け取った側は、
- 「なんか怒ってるのかな?」
- 「忙しくて迷惑かけてるのかな?」
- 「この人、ぼくのこと嫌いなのかな?」
こんな風に不安になっていたと思います。
誤解を防ぐ3つの原則
そんな失敗を重ねながら、ぼくが見つけた「誤解を防ぐ3つの原則」をお伝えします。
1. 文脈の補完原則:相手の立場を想像して書く
「今の相手はどんな状況だろう?」
「どんな気持ちで読むだろう?」
これを考えてから文章を書くだけで、伝わり方が大きく変わります。
たとえば、
× 「明日の会議、資料準備してください」
○ 「明日の会議の件でご連絡です。お疲れさまです!資料準備をお願いできますでしょうか」
同じお願いでも、相手への配慮が伝わる文章になります。
2. 感情の可視化原則:文字では見えない感情を表現する
感謝、謝罪、期待など、感情を「言葉で明確に」表現します。
たとえば、
× 「了解です」
○ 「承知いたしました!ありがとうございます」
小さな「!」や「ありがとうございます」の一言で、相手に与える印象は劇的に変わります。
ぼくがよく使う表現は、こんな感じ。
- 「ありがとうございます」
- 「助かります」
- 「うれしいです」
- 「ごめんなさい」
- 「お疲れさまです」
これらを適切に使うことで、文字でも温度感が伝わるようになります。
3. 確認の習慣原則:送信前に一呼吸置く
送信ボタンを押す前に、こんな質問を自分にしてみてください。
- 「これを読んだ相手はどう感じるだろう?」
- 「誤解される要素はないかな?」
- 「もう少し温かい表現に変えられるかな?」
この「一呼吸」が、大きな誤解を防いでくれます。
特に、
- 忙しいとき
- イライラしているとき
- 急いでいるとき
こんな時こそ、一呼吸置くことが大切です。
【実証】コミュニティ運営で変わったこと
この3原則を意識するようになってから、メンバーさんからも
「のりさんのメッセージは読んでいて安心します」
「分かりやすくて助かります」
「こんな温かいコミュニティは初めてです」
といった声をいただけるようになりましたね。
実践のコツ:段階的に取り入れる
この3原則、最初から完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
ステップ1:意識することから始める
まずは「そうか、文字だと誤解されやすいんだな」と意識するだけでOK。
ステップ2:感謝の言葉を1つ増やす
「ありがとうございます」を1日1回多く使ってみる。
ステップ3:送信前に一度読み返す
送る前に「相手はどう感じるかな?」と考えてみる。
ぼく自身も、未だに「あ、ちょっと冷たく聞こえるかな」と書き直すことがあります。
その「気づき」があるだけで、人との関係性は確実に良くなっていきます。
まとめ:小さな意識で大きく変わる
テキストコミュニケーションで誤解を防ぐ3原則
- 文脈の補完原則:相手の立場を想像して書く
- 感情の可視化原則:文字では見えない感情を表現する
- 確認の習慣原則:送信前に一呼吸置く
決して難しいものではありません。
ちょっとした意識の違いで、あなたのメッセージは劇的に「伝わりやすく」「温かく」なります。
そして何より、人との関係性が良くなることで、仕事もプライベートも、もっと楽しくなるはずです。
あなたの「当たり前」が、誰かの「ありがとう」に変わりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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