
こんにちは、のりです。
最近読んでいる本で、また刺さる一節がありました。
昨日は「思う」と「考える」の違いについて書きましたが、今日はその続き。「悩む」と「考える」の違いです。
読んだ瞬間、自分の過去がフラッシュバックしました。
「悩む」と「考える」の決定的な差
・悩む=仮説がなく、立ち止まっている状態
・考える=仮説を立てて、試そうとしている状態
つまり、
「どうしよう、どうしよう」と頭の中でグルグルしているのは「悩む」。
「こうすればうまくいくかも」と方向性を持って動き出すのが「考える」。
差は「仮説があるかないか」だけ。
これを読んで、会社員時代の自分を思い出しました。
当時のぼくは、SEとして10年以上働いていたんですが、毎日「このままでいいのか」とモヤモヤしていました。
でも「じゃあどうする?」と聞かれても何も出てこない。選択肢も見えないし、基準もわからない。ただ漠然と不安を抱えていただけだった。
あれは完全に「悩む」の状態だったんだなと、今ならわかります。
仮説が生まれた瞬間、動き出した
転機は、コミュニティに参加したこと。そこで初めて「コミュニティマネージャー」という働き方を知ったんです。
ぼくは人見知りですが、テキストコミュニケーションは得意だし、裏方の調整仕事も好きでした。
「これなら自分の特性が活きるかもしれない」と思えたのが、ぼくにとって初めての「仮説」だった気がします。
「コミュマネとして活動すれば、自分の強みで生活が成り立つのでは?」
漠然とした「このままでいいのか」が、具体的な「こうすればいけるかも」に変わった瞬間でした。
そこから副業としてコミュニティ運営に関わり始め、実際に仕事が来るようになり、最終的に独立する決断ができた。
悩んでいた時間は数年。仮説を立ててから動き出すまでは数ヶ月。この差は大きかったです。
仮説が曇るのは「他人基準」のせい
仮説が不明確になるのは「他人基準が前提になっている」から。
- 馬鹿にされたらどうしよう
- 評価されなかったらどうしよう
- 嫌われて仲間外れにならないか
全部「他人の目」ですよね。ぼくはこれに何度もハマっています。
たとえば、音声配信を始める前。
「人見知りなのに発信なんてできるのか」
「話が下手だと思われたらどうしよう」
とずっと悩んでいたのは、完全に他人基準です。
自分基準に切り替えたのは、「未来の自分への備忘録として、5分だけ話してみよう」と仮説を変えたとき。
誰かに届けようとするから怖い。自分のために記録するなら怖くない。
実際にやってみたら、思ったより話せました。そこから毎日の配信が始まって、今も続いています。
コミュニティ「縁紡」を立ち上げたときも同じでした。
「自分がコミュニティを作っていいのか」
「参加者がゼロだったら恥ずかしい」。
これも他人基準。
自分基準に切り替えて、「まず自分の経験を共有する場を作ってみよう」と仮説を立てた結果、今では170名を超えるコミュニティになっています。
「観察→判断→実行」のループ
人の行動は「観察→判断→実行」のループで回っています。
観察:目の前の情報を受け取る
判断:仮説に基づいて解釈・評価・選択する
実行:実際に行動する
コミュニティ運営をしていると、このループを回す場面だらけです。
例でいうと、ぼくが運営に関わっているコミュニティで、定例セミナーのチャット欄にコメントが少ないことがありました(観察)。
「セミナー中にガヤガヤしたり、内容へのリアクションを書き込んだら、他の参加者さんも書き込みやすくなるのでは?」と仮説を立てて(判断)、実際にやってみた(実行)。
すると、他のメンバーさんの発言が増えたんです。
止まっていたときは「書き込み少ないなぁ」と悩んでいただけ。仮説を立てた瞬間にループが回り始めました。
判断がにごる2つの原因
判断がにごる原因は「過去への執着」と「未来への不安」。
ぼくの場合、会社員時代に会議で自分の意見を言う機会がありましたが、スルーされたんですよね。
それ以来、「どうせ言っても変わらない」と発言しなくなりました。
これが過去への執着です。
脱サラ前は「3人の子どもを抱えて失敗したらどうなる」という不安が常にあった。これは未来への不安。
どちらも「今」にいない。
「不安な状態(0.9)での判断はうまくいきにくい。ご機嫌な状態(1.1)で判断するほうがいい」と。
実感があります。
「どうしよう」と悩んでいるとき、「こうすればいけるかも!」とワクワクしているときに出てくるアイデアでは、質がまるで違う。
モヤモヤしている人は「問い」が間違っている
個人的にいちばんグサッと来た一文。
モヤモヤしている人は問いが間違っている。うまくいく人は目の前のことに没頭している。
ぼくは長い間「なぜぼくは人見知りなんだろう」という問いを抱えていました。でもこれは仮説が生まれない問いなんですよね。
あるとき「人見知りの自分がコミュニティで活かせることは何だろう」と問いを変えた。そうしたら「聞く力」「丁寧な言葉選び」「テキストでの気配り」が強みとして見えてきた。
実際にコミュニティメンバーさんから「のりさんのメッセージは安心する」と言ってもらえるようになった。人見知りという特性が、コミュニティマネージャーとしての武器になっていたんです。
問いが変わると、仮説が変わる。仮説が変わると、行動が変わる。
まとめ:「じゃあ、仮説は?」と自問する
- 「悩む」は仮説がない状態
- 仮説が曇るのは「他人基準」で考えているから
- 判断がにごるのは「過去への執着」と「未来への不安」
- モヤモヤしたら問いを変える。
- ご機嫌な状態(1.1)で判断する
何かモヤモヤしたときは、「じゃあ、仮説は?」と自分に問いかけてみてください。
それだけで、止まっていたループが動き出します。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※この記事は、以下の音声配信の文字起こし内容をもとにしています。
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